依頼内容

広島県 広島市 西区のマンションの1Fの部屋で、台所の排水が流れなくなったので修理してほしいとの依頼がありました。今回で3回目の依頼で、前回までは下水管のつまりを高圧洗浄清掃で修理していました。

作業前の状況

前回までのつまり修理の際にも判明していましたが、1Fの部屋の排水が合流する汚水マスに大きな問題が発生していました。設置後30年経過したコンクリート製の汚水マスは、底面に穴が開いたり、コンクリートマス本体と排水管の間に大きな隙間が空いたりして、その部分に固形物等が引っかかるケースや木の根が侵入して流れを阻害し、つまりの原因になったりもします。今回の場合はもっと深刻な状態で、マスと排水管の隙間から長期間水漏れしていたために、排水管周辺の土が流失しており、排水管が逆勾配になっていました。 排水管は自然流下方式という滑り台の原理で公共の下水に流しているので、排水管が逆勾配になると流れないようになってしまいます。

提案内容

排水管が逆勾配だとつまり発生頻度が多くなるため、汚水マスの交換工事を提案し、了承いただきました。 変更点はマス素材をコンクリート製から塩化ビニール製、現在のコンクリートマスに合流している横引き管が多いのでマス個数を2個に変更しました。

作業内容

今回のマス設置部分がマンション1Fの駐車場部分なので、コンクリート斫りが大変なので、コンクリートカッターと大型の斫り機を用意しました。

周辺を養生し、ひたすらコンクリートを斫ります。相当な振動と騒音が出るために近隣の方への事前通知と挨拶は必須です。

駐車場なのでコンクリートに厚みがあり、補強のためワイヤーが入っています。

ひたすら掘削しますがこの行程は本当に重労働です。 この日はかなり暑かったので熱射病対策をとりながらの作業です。今回は1m程掘り起こします。

既存のコンクリートマスを撤去し新しい塩化ビニールマスを設置します。合流する排水管本数が多いためマスを2個に増やしました。

マスの下土を踏み固め、1個目のマスをメイン管に接続します。

マスの下土を踏み固め、2個目のマスをメイン管に接続します。

勾配を測り下流側マスと接続します。

排水管の勾配が土圧で変わらないように慎重に踏み固めながら埋め戻します。

埋め戻し完了し、1日目終了しました。

2日目はコンクリート打設です。まずはワイヤーを敷設しコンクリートを流し込みます。

仕上げ用コテで綺麗に塗ります。

完成しました。3日ほど乾燥させると実用強度になります。今回は配管勾配が逆勾配になり頻繁につまる可能性が高い為に汚水マスの交換工事になりましたが、マスの補修だけですむこともあります。 但し、マスの一部補修の場合では4-5年経過後に再度の補修や交換工事をしなければいけないケースも出てきますので、まずはご相談ください。 診断、見積もりは無料です!!